倉本歯科医院|歯内療法専門医による精密根管治療|東京都

歯内療法専門医によるマイクロスコープ、歯科用CTを使用した精密根管治療を実施しております。

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根管治療の手順について(3)

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前回は根管の入り口に対する処置について書いていきました。今回は根管内の機械的な掃除について書いていきたいと思います。
 
皆さんは根管治療で根の中の掃除と消毒をしていくと歯科医から説明を受けることが多いと思います。
ここでは、細かい部分まで簡単に説明していきたいと思います。
根管の入り口に対する処置(根管口明示、根管の上部拡大)が終わったら、次に”ファイル”という器具を根管内へ挿入していき根尖(根の先端)を目指します。ファイルという器具は細いヤスリのような金属で直径の大きさが0.06mmから約1.4mmまで種類が様々あります。
基本的には細い器具から太い器具へ順々に使っていきます。根尖までの道筋がない状態で太い器具を使用すると根管の方向が変な方向へ逸脱してしまう恐れがあります。なので、細い器具で器具が通る通路をしっかりと確保するのが重要です。根尖までの道筋を確保することはかなり重要になりますので、このポイントが一番時間がかかる時もあります。根管とは形態的に直線のことは少なく僅かに湾曲していたり、大きく湾曲していたり、途中で塞がっていることがあります。いかに根管の形態に沿って根尖までの道筋を作るかが、今後の根管治療の鍵となります。根管の状態によっては根尖への道筋を作る為にファイルを数本から数十本使うこともあります。ファイルの種類もメーカーによって様々で自分が一番使いやすいファイルを選ぶと同時に、根管の状態によって違うメーカーのファイルを使用することもあります。一般の歯科医院では1種類しか置いていない所が多いと思いますが、歯内療法を専門にしている医院ではかなりの種類のファイルをストックしております。
保険の根管治療では保険点数の兼ね合いもあり、このような細かい部分の為に充実した器材を揃えるのは難しいと思います。
歯内療法専門医は患者さんにとって、歯にとって、根管にとって、より良い状態に出来るよう細かい部分までこだわって器具を揃えております。
 
豊島区池袋の倉本歯科医院では歯内療法専門医が根管治療を行っており、上記のような細かい部分の器具まで取り揃えております。
お悩みの歯がありましたら、ご相談ください。
 
2021年10月26日 10:15

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