倉本歯科医院|歯内療法専門医による精密根管治療|東京都

歯内療法専門医によるマイクロスコープ、歯科用CTを使用した精密根管治療を実施しております。

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NiTiファイルについて

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前回はステンレス製のファイルについて書かせていただきました。

今回はニッケルチタン(以下NiTi)製のファイルについて買いていきたいと思います。
 

ニッケルチタン(NiTi)と聞けば知っている方もいらっしゃるかと思いますが、ニッケル(Ni)とチタン(Ti)を合わせた合金で、その特性は超弾性と形状記憶です。ニッケルチタン(NiTi)のその特性によりNiTiファイルはステンレス製のファイルと比較して、根管形成している際に根管の方向性を逸脱しにくく追従性が向上しております。
 

NiTiファイルはそれ単体だと切削性はステンレス製のファイルより劣るのですが、電動のロータリーに付けて使用することによって切削性を補っております。電動ロータリーは以前までは時計回り、反時計回りにしか動きませんでしたが、ロータリーの進化により様々な動きを与えることが出来る様になっております。その為、根管の形態に合わせて動かし方の設定を変えることによって、根管に合わせたオーダーメイドの根管治療を行うことが出来るようになりました。
 

もちろん、NiTiファイルが全てをカバーできる訳ではないので、手用で用いるステンレス製のファイルと組み合わせて使用しております。

NiTiファイルの優れている点は上に記述した超弾性、形状記憶、電動ロータリーを使用することによる切削性の向上ですが、デメリットも存在します。

それは次の機会に説明したいと思います。
 

豊島区池袋の倉本歯科医院では歯内療法専門医による根管治療、歯髄保存治療を行なっております。

様々な患者様の歯の根管形態にも幅広く対応する為に、数多くのNiTiファイルも用意しております。

お悩みの歯がありましたら、ご相談ください。

2021年11月02日 11:33

倉本歯科医院

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