倉本歯科医院|歯内療法専門医による精密根管治療|東京都

歯内療法専門医によるマイクロスコープ、歯科用CTを使用した精密根管治療を実施しております。

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顔が大きく腫れた  ~口腔外科の受診が必要になる!?~

今回は根の先の炎症が原因による腫れについて書いていきたいと思います。
 
レントゲン写真で根の先に黒い影がある場合、慢性炎症が存在していることになります。
それがずっと慢性炎症のままであれば大きく腫れることもないのですが、体調が優れなかったり、免疫が下がったタイミングでその炎症が急性化する場合があります。
慢性炎症が急性化した時は、何もしないでもズキズキ痛んだり、物を噛めないくらい痛んだり、歯肉が大きく腫れたり、顔の形が変わるくらい大きく腫れてしまう事もあるのです。
 
腫れの状態によっては歯科医院で応急処置をすることで一時的に炎症を鎮めることができます。
例えば、歯肉が大きく腫れていて触るとブヨブヨする感じがある場合は、歯肉の直下に膿が溜まっているので、切開して膿を出すことで症状の緩和を図ることができます。
また、被せ物が入っている歯であれば嚙み合わせの調整や、被せ物を外して、噛んだ際の刺激を取り除くことによって炎症の鎮静化を図ることもできます。
 
しかし、歯科医院での応急処置では解決が困難なケースもあります。
それは、顔の形が変わるほど大きく腫れてしまった場合です。
身体の中には”隙”と言われるスペースが数多く存在します。その隙に炎症が波及することで大きく腫れあがってしまいます。
そのような場合、まずはお薬での応急処置となりますが、飲み薬だけでは効果がないことが多いため、その場合は大きな病院の口腔外科の受診を勧めます。
一般の歯科医院では侵襲が大きくて処置できない場合も、しっかりと専門医に診てもらうことで対処します。
 
ご自身の判断だけでは受診が難しい場合もありますので、まずは歯科医院で診査、診断を受けてから必要あれば紹介状を貰う流れが無難かと思います。
まずは急性化した炎症を鎮めることを第一優先とし、炎症がある程度治まってから根本的な治療のご相談となります。
状況が分からない場合はお電話でも結構ですので、まずはご相談ください。
 
豊島区池袋の倉本歯科医院では歯内療法専門医による根管治療、歯髄保存治療を行っております。
お悩みの歯がありましたら、ご相談ください。
https://kuramotodc-ikebukuro.com/reservation.html
2022年01月12日 13:30

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