倉本歯科医院|歯内療法専門医による精密根管治療|東京都

歯内療法専門医によるマイクロスコープ、歯科用CTを使用した精密根管治療を実施しております。

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歯根破折  ~種類が様々ある~

今回は歯根破折について書いていきます。
 
歯根破折とは読んで字のごとく、歯根が割れていることである。割れているとはヒビが入っている状態から完全に分離するほど割れている状態と様々です。
 
歯根破折と混同されるのが歯冠破折です。
これはどこを起点として破折が起こっているかによって変わってきます。
歯肉より上に出ている歯冠部から破折が起こっているのか、歯根から破折が起こっているのかです。
一般的に患者さんが歯が割れたと言っている状態は歯冠破折です。
虫歯によって歯が脆くなり割れる場合もあれば、外傷によって歯が割れる場合もあり、様々です。
もちろん、歯冠破折が進展して歯根まで達すると歯根破折となります。
 
基本的には歯根破折が確認された時点で、その歯の保存は不可能となります。
理由は様々ですが、現在の歯科医療の水準では長期的な予後が担保できないのです。ある報告によると歯根破折歯を修復したとしてもその生存率は1年で10%ずつ低下していると言われています。
歯根破折歯は今後良くなることはなく、経時的に悪くなっていく一方なのです。
 
歯根破折の種類としては、その起点となった部位によって分類されます。
・歯冠性歯根破折
・根管性歯根破折
・根尖性歯根破折

これを一まとめに歯根破折と呼んでいます。
 
歯根破折の原因は様々で、根管治療が原因となっている場合もあります。適切に根管治療を行ったとしても、歯が口の中に存在する限りは歯根破折のリスクに晒され続けてしまいます。
もちろん、不適切な根管治療を行った場合は歯根破折のリスクは上がると言えます。
一度発生したら取り返しのつかない歯根破折。初回の根管治療がいかに大事か、また歯根破折に対する正しい理解がない場合はそれをより起こしやすい環境を作ってしまう恐れもあり、根管治療は歯内療法専門医による治療をここでも強くお勧め致します。
 
豊島区池袋の倉本歯科医院では歯内療法専門医による根管治療、歯髄保存治療を行っております。
お悩みの歯がありましたら、ご相談ください。
https://kuramotodc-ikebukuro.com/reservation.html
2022年04月14日 14:00

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