倉本歯科医院|歯内療法専門医による精密根管治療|東京都

歯内療法専門医によるマイクロスコープ、歯科用CTを使用した精密根管治療を実施しております。

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妊娠期の根管治療(1)  ~通常の治療で平気なの?~

今回は妊娠期の根管治療について書いていきたいと思います。
 
妊娠は口の健康に関して特に脆弱な時期です。口のトラブルの中でも虫歯の割合が多く、歯痛を助長する可能性があります。
歯の神経(歯髄)の炎症が妊娠ホルモンの変化によって悪化する可能性があることが示唆されている為です。
妊娠前の口の中に問題が起こっていなくても、妊娠期には様々な問題が顔を見せることがあります。
そうならない為にも歯科医院による定期的なメインテナンスで対応できるのが理想です。
しかし、いざ治療が必要となった際には歯科麻酔やレントゲン写真、飲み薬など考慮することが多々あります。
一般的にはタブーとされていることでも、発表されている論文を紐解くことで何が出来て何が出来ないのか知っておくことが大切なのです。
 
まずは、レントゲン検査についてです。
より安全な治療計画を立てるためには正確な診断が不可欠であり、そのためにはレントゲン写真を撮影し歯の状態を確認することが重要です。
しかし、一般的に放射線は悪いイメージがあるかと思います。
現実には、歯科レントゲン撮影に伴うリスクは非常に低いのです。
母親の歯科用X線から胎児が取得する放射線量はわずか0.01mSvであり、ある研究では妊娠中のX線被ばく量が50~100mSv未満の場合、先天異常や子宮内発育遅延の増加は報告されていないとされています。
胎児への放射線の影響が最も敏感な時期は妊娠32日~37日の間で、器官形成期です。
影響はほとんどないと知っていても、その期間は避けた方が心配事は少なくなるかと思います。
また、X線撮影を行う際は、しっかりと鉛の防護エプロンを装着し、アナログではなくデジタルX線撮影を行うことでより放射線による影響は避けることが出来ます。
もちろん、理論的には大丈夫と分かっていても不安なことはあるかと思うので、その際はご相談ください。
 
豊島区池袋の倉本歯科医院では歯内療法専門医による根管治療、歯髄保存治療を行っております。
お悩みの歯がありましたら、ご相談ください。
https://kuramotodc-ikebukuro.com/reservation.html
2022年09月21日 13:20

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