倉本歯科医院|歯内療法専門医による精密根管治療|東京都

歯内療法専門医によるマイクロスコープ、歯科用CTを使用した精密根管治療を実施しております。

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治療後の歯を長く持たせる為に

根管治療は成功率の高い治療法ですが、治療の結果を左右する因子が様々存在します。
そのポイントを押さえておかないと結果として歯の喪失に繋がってしまいます。
 

根管治療後の歯の長期予後を高めるために注意する点をいくつか挙げていきます。

  • 根管治療を適切に行う
  • 適切な修復形態を選択する
  • 口腔衛生管理を徹底する
  • 咬合状態を良好に保つ
  • 喫煙を控える
  • 全身疾患の管理を行う
今回はその中でも根管治療後の修復処置について書いていきます。

根管治療歯に最適な修復物を選択するには、相互に関連する多くの要素を考慮し最適な修復物を決定するには、以下のポイントを考慮する必要があります。

・根管系への微生物漏出の防止
・形態、咬合安定性、および隣接歯との適切な接触点の回復。
・機能の回復
・残存歯質の、さらなる(う蝕および非う蝕)硬組織の喪失と破折からの保護
・辺縁歯周組織の健康維持
・最適な審美性

全てを完璧に網羅することが理想ではありますが、何かを追い求めすぎて上記のポイントの調和が取れていない場合、歯の喪失を早めてしまう可能性があります。

日本においては再治療が多いことから、残存歯質の量が予後に与える影響についても知っておかなくてはなりません。
ある研究では残存歯質の量が30%未満の歯では30%以上ある歯に比べて1年予後において2倍以上歯の喪失に繋がる可能性があることが示されています。他の研究でも4年予後における抜歯の確率が約3倍高かったと示しています。
歯を長期的に維持させる為には残存歯質の量も十分に考慮しなくてはなりません。安易に再治療を繰り返していると残存歯質の量は減っていくので、ここでも如何に初回の治療の重要性が読み取れます。
逆に残存歯質の量が多いからと言って不適切な修復形態を選択してしまうと歯の破折を早く導いてしまう可能性もあります。
根管治療後の修復処置に関しても、修復物の種類だけでなく、その形態についても熟慮する必要があります。

根管治療をした歯を長く持たせる為には、いの一番に根管治療を適切に行うことは前提ではありますので、根管治療については歯内療法専門医(根管治療専門医)にお任せすることをお勧め致します。

豊島区池袋の倉本歯科医院では歯内療法専門医による根管治療を行っております。
お悩みの歯がありましたら、ご相談ください。
https://kuramotodc-ikebukuro.com/
2024年02月08日 08:40

倉本歯科医院

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